電気自動車、ハイブリッド車の話は住宅に何の関係があるのでしょうか。
これが実は非常に密接な関係があるのです。2030代半ばにはガソリン車の販売が終了し、電気自動車中心の社会となるわけですが、ではそのエネルギー源である電気をどうするかが今後の住宅の在り方に関わってくるようです。旬の話題として電気代の高騰がありますが、普通に電気を買ってEV車の充電に充てていては毎月の電気代がどれほど高くなるのか想像もできません。
また売電価格もそこまで見込めない今、太陽光発電で得たエネルギーを余剰電力として売るのではなく、貯めて使い切るという考え方がいいのではないか!そうするためには、どのような性能・機能を住宅に持たせれば良いのか!モデルケースを踏まえて勉強させていただきました。
その中でも面白い話としては、太陽光で発電した余剰電力を蓄電池に貯めながら、EV車も同時に充電、そして必要な時にはEV車から家の中に電気の逆輸入も可能。また、深夜電力を使用せず昼間の余剰電力でエコキュートを沸かしたりと今までの発想とは少し違う考え方を知ることができました。
次のモデルハウスにそのシステムを丸ごと採用して、多くの皆さんに知っていただくのも「あり」かなと感じています。