毎月届く住宅金融支援機構のお便りです。
この名称、ピンとこない人もいると思いますが、「フラット35」となれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。簡単に言うと主に民間の金融機関と連携して全期間固定型の住宅ローン(フラット35)を提供している国の機関でですが、直接の窓口業務はなく、利用する場合は、提携の金融機関となります。
今日取り上げたいのは、組織の話ではなくて、その金利の上がり具合がエグい!
私も金融のプロではないので詳しいことは話せないのですが、フラット35を利用しての住宅取得をご検討の方にとってはかなり黄色信号だなという印象を持ちました。
仮に3000万円を35年返済で借りたケースでは
一年前の金利1.4%でみると毎月返済額¥90,392、総返済額¥37,965,012円
現時点の金利1.88%でみると毎月返済額¥97,541、総返済額¥40,967,343円
上記の総返済額の差額は¥3,002,331
結構な金額差ですよね。
また、フラット35は融資が実行された時点の金利が反映されますので、新築だと約半年後の金利が適用になるわけです。なんとも言えませんが、さらに上昇している可能性も充分あり得ます。団体信用生命保険の非加入ほか、色々まつわる話はありますが、今はちょっとお勧めしにくい商品ですかね。